おしるこ科学研究所

人類が生み出した最古の魅惑の飲み物「おしるこ」についての研究に至るまでの壮絶な過程を綴るような超スペクタクル巨編ブログ

雲の上の戦い

先日、仕事で数年ぶりに飛行機に乗りましてね。

 

飛行機って知ってますか飛行機。

 

キーンて空飛ぶでっかいアレです。

 

でね、

 

無事に搭乗を済ませ落ち着いた私は、機内で食べようと搭乗前に買っておいた 旅のお供『じゃが○こ』を開封し、ボリボリと食べ始めたのでした。
 
すると、何やら視線を感じまして、隣の座席のご婦人がこちらの方をチラチラと見ているのに気がつきました。
 
初めは何だか分からなかったので、
  
『イケメンすぎる私の横顔に見とれたレディがまたひとりか・・・』
  
とか思っていたのですが、なにやら違うみたいでした。

 

間もなく、私が『じゃ○りこ』をかじり、
 
ボリ ボリ 

 

という音をさせる度に、チラチラ見ているのだ
 
という事に気がつきました。


ちなみにこの時の私の座席は、通路を挟んで左右にABC  通路   DEF、という風に分けられた座席の B の席で、ご婦人は窓際の A の座席でした。

 

それにしても、機内で『じゃがり○』を食べる行為は、チラ見されるほどいけない事なのだろうか?

 

ボリ ボリ
 
と音を立てて『じ○がりこ』を貪る私を、

 

変わらずチラチラと見ているご婦人

 

あえてそれに気がついてないフリを装い、無表情で『じゃがりこ○』を貪り続ける私

 

互いに牽制しあう二人の間に、思わぬ伏兵が現れました。

 

私の斜め後ろの座席に座っていた小学生ぐらいの少年が、

 

おそらく『きゃびんあてんだんと』さんからもらったと思われる『飛行機のおもちゃ』(空気を入れて膨らますやつ)を、

 

ヒュー

 

ヒュー

 

という音を立てて一心不乱に膨らまそうとしていたのでした。

 

その時の状況は、

 

ボリ ボリ

 

チラ チラ

 

ヒュー ヒュー

 

 

ボリ ボリ

 

チラ チラ

 

ヒュー ヒュー 

 

という、それ以外の言葉が見当たらないほど立派な『カオス(混沌)状態』となっており、そうして三つ巴の激しい牽制と戦いはしばらく続きました。

 

ここで『○ゃがりこ』を食べるのを止めたら、それは【負け】を意味します。

 

【諦めたらそこで終わり】

 

という、某フライドチキン創業者に似てる教師の言葉もあるそうです。

 

私は、ただの食欲を満たすためだけに食べているのではない。

 

人間の持つ、強く揺るぎ無い、諦めない心を証明する為に食べているのだ!!

 

と、死んだ魚のようなうつろな表情でボリボリと音をさせ食べていると、

 

まもなく斜め後ろの少年の音が止みました。

 

間違いない。少年は、

 

【おもちゃに飽きた】のだ。

 

白熱の三つ巴から思わぬタイミングで一人脱落する事になったが、戦いはむしろこれからである。

 

相変わらず隣で私をチラ見するBBA。

 

ここで私は、新たな疑念が生まれました。

 

ボリボリ音が気になってチラ見してくるのではなく、もしかしたら、

 

お腹が空いているのかな?

 

と。

 

だとしたらゴメンね、

 

もう二本しか残ってないんだ。

 

 ここで半分の一本だけあげても、中途半端にお腹が空くだけだよね?

 

私は決心しました。

 

『二本とも、とっとと食べてしまおう』

 

と。

 

そして私は、いつ襲いかかってくるか分からないBBAの魔の手に警戒しながらも、無事にすべての『○じゃがりこ』を守り、完食する事が出来ました。

 

こうして私は、【雲の上の戦い】に勝ったのでした。

 

 

 

 あーおいしかった。

広告を非表示にする